Overview
言葉のバリアフリーを目指す、辞典アプリ
難聴の方に寄り添ってきたパナソニック様が挑む、話し手側の意識を変える「Talking Aid Project」。その核となるデジタル辞典の開発を担当しました。三省堂『大辞林』をベースに、聞き間違いやすい単語を抽出する独自アルゴリズムを共同開発。交通広告や航空会社のガイドラインなど、多方面へ展開されるプロジェクトの「心臓部」となるWebアプリケーションを実装しました。
Approach
独自アルゴリズムとフォント開発で、
聞き間違いを可視化
三省堂「スーパー大辞林3.0」の辞書データをベースに、聞き間違え頻度を判定するAIプログラム「Talking Aid AI」を独自開発。約150万組の言葉の中から聞き間違えやすいペアを抽出し、言い換えの提案や話し方のコツを提示する仕組みを構築しました。さらに独自フォントによって聞き間違えやすい言葉を”見える化”することで、難聴者だけでなく話し手側の意識も変える設計を目指しました。


Output
「聞き取りやすい話し方」
を世の中に広める、
啓発の社会装置
高度な判定機能と快適な操作性を両立させた、プロジェクトの基盤となる辞典アプリ。複雑なバックエンド処理を感じさせないスマートなインターフェースで、日常のコミュニケーションに新しい視点をもたらすデジタルツールです。そこから抽出された言葉をもとに交通広告・ラジオCM・新聞広告へと展開。「聞き取りやすい話し方」という新しい概念を社会へ届けました。






受賞実績
各種メディアや企業への波及効果を生み出し、国内外のアワードでも高く評価。
- カンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバル 2017
- ライオンズヘルス ヘルス&ウェルネス部門 Brand led Education & Awareness 銅賞
- CLIO Health Award 2017
- デザイン(Health & Wellness)部門 ブロンズ
- 第70回 広告電通賞
- 新聞企業・公共部門Ⅰ優秀賞OOHメディアポスター 部門Ⅰ 優秀賞
- コードアワード 2017
- ベスト・イノベーション 受賞
- AD STARS(釜山国際広告祭)2017
- インテグレーテッド部門 Product & Service クリスタル
etc.
CREDIT
Client
パナソニック株式会社
Agent
HAKUHODO Inc.
Production
AID–DCC Inc.
Producer
松本 晃次郎mud Inc.
Engineer
芦川能純mud Inc.